秋葉の火祭りは、なぜ荒子観音なのか?

 今日(2023.12/17/土)は秋葉の火祭りで連合町内会の役員(各町内会長のみ)はお祓いに参加することになっているのだが、秋葉と言えば=(イコール)神社という認識だけに、集合場所が荒子観音であることにいささか疑問を持ちながら参加した。



分からないことはほっておけないたちなので、後学のため、終了後、ググってみたら、wikiには、以下のように明記されていた。


~~~ 祭神は火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)。秋葉山に鎮まる神で「秋葉大神」(あきはのおおかみ)とも称される。

江戸時代までは秋葉権現を祀(まつ)る秋葉権現社(あきはごんげんのやしろ)と、観世音菩薩を本尊とする秋葉寺(しゅうようじ)とが同じ境内にある神仏混淆(しんぶつこんこう)の山だった。~~~ 以上、wikiより一部抜粋


なるほど。荒子観音と隣にある神明社も同じようなもので、どっちがどっちということでもないく歴史的背景でそうなったようだ。まぁ、由来から観音様に縁があるので、荒子連合町内会では荒子観音さんがお祓いを担当しているってことのようだ。すごく納得した。


まぁ、それでも、本来、荒子連合町内会にあった秋葉の祠がどんどん撤去されており、当初16近くあった祠が的場と舟入の2か所だけになってしまったそうだ。時代の流れとは言えお世話できない状況になり廃止されていくのはなかなか辛いものだ。


かといって、誰がお世話するの?となると現代では”難しい”という回答になるのだろう。もちろん、そういう問題ではないと思うが、いくら綺麗ごとを言ったところで、町内会などの自治会同様、担い手がいない以上、残念ながらどうすることもできないのも事実なんだと思う。


現代の刹那的な資本主義社会で、生き延びることに必死な現代人にとっては、文化や伝統・慣習などに多くの気を遣うだけの余裕はないってことなんだろう。それが行きつくところに何があるかは100年、200年経ってみないと分からないのだと思う。

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